【番外編】悲しくてやりきれない 

こんにちは。SHIORI BOOKSめぐみです。

今回は書評ではなく、ここ数日、私の身に起こったちょっとやるせない話を聞いてください!

めぐみ

この1週間、失せ物が続いている。

まず帽子を失くした
でもこれが不思議なのだ。家に帰るまで絶対に被っていたと思う。帽子の上にかけていたサングラスは手元にある。仮に帽子を外で落としたとしたら、この場合サングラスも一緒に落としているはずなのだ。それなのにサングラスはあって帽子はどう探しても家の中にはない。
1LDK40㎡未満の小さな部屋に暮らしている。居候の身なので整理整頓はしているし、置き場所は限られている。この部屋には洗濯機、冷蔵庫など大方の家電や家具はない。だからどこかに紛れ込むこともそうないのだ。でもない。もう4日も探しているけれど出てこない。

絶対にないとは思うが、念のため最後に帽子を被って出かけた所へ同じ道を辿って行ってみた。公園、リュックサックから上着を取出して着た施設の駐車場、ドラッグストア、書店すべて回った。
上着を取出した施設の受付窓口で「水曜以降に青色のキャップの落とし物、届いていませんか」と聞いた。すると受付の女性は「ハッ」とし一瞬顔がほころんだ。その表情を見た私は「あ、やっぱり落としていたのか!」、「でもよかった、探しに来た甲斐があった」と心のなかで瞬時に思った。その女性の心の内は、①持ち主の手に帽子が戻ってよかった②ちょっといいことをした③忘れ物保管ボックスから一つものが片付いた、の3つがあったと思う。そして女性がレジ横にあったビニール袋に入った青色の帽子を私に差し出した。それは子ども用の帽子で、私の帽子ではなかった。「あ、これではないですね」と落胆した表情は見せずにお礼を言って、施設を出た。

帽子はまだ見つからないが、部屋のどこかにはあるのだと思う。でもどこをどう探してもない。

次に今朝、アイブロウが消えた
アイブロウとは眉を描くためのペンシルである。洗面所で手にしたその直後に消えた。化粧ポーチからアイブロウを掴んだときに、手先が緩み洗面台と壁の約2㎝のすき間に落ちた。最初はそのすき間に落ちたアイブロウが見えていた。手を入れてみたが手首が壁にあたり届かなかったので、割りばしを使ったがこれは短くて届かなかった。次にフローリングモップの柄を使ったが、こちらはシートの部分の厚みがつっかえて奥まで届かなかった。その時まだアイブロウは見えていた。部屋にある適当な細長い棒を探し、次は靴べらを使った。
またついでに約2㎝のすき間に溜まった黒いホコリを取ろうと思い、靴ベラの先にぼろ布を輪ゴムで留めて付けた。一世を風靡した「松居棒」を思い出し、松居一代はいま何をやっているのかな、とそんなことを考える余裕もあった。みるみるうちにホコリとそれに絡まった髪の毛の塊がいくつも取れた。
そして、それと引きかえに肝心のアイブロウが消えた

数分前まではそのすき間に落ちて見えていたアイブロウが、ホコリを取っているうちに視界から消えた。何かの拍子で、すき間から飛び出し、私をすり抜けてその後ろにある衣装ケースの裏側に挟まってしまったのかもしれない。そう思い、5段の衣装ケースをどかして探したが、ない。衣装ケースの引き出しが数ミリ開いていてそこに入ってしまったのかもしれないと思い、そこも探したがない。待てよ、ホコリを取るのに夢中になっている間にアイブロウを確保してポケットに入れたんだっけ…と思い、ズボンのポケットを探るがない。そんなはずはない。だってアイブロウはすき間に落ちたあと、私は手にしていないのだから。巾木(はばき・壁下の木の板)とアイブロウの本体の色は似ている。巾木の上に体よく乗ってしまったのかと思いすき間を懐中電灯で照らしてみる。でもそこにもない。

あれ、そもそもアイブロウ、化粧ポーチにいれたままだったっけ…。
あれ、割りばしを台所に取りに行く間に、食器洗いかごのお箸立てに間違ってアイブロウ入れちゃったのかな…。
んなわけない。あるわけないだろう。だってすき間に落としたあと、私、アイブロウ触ってないんですから。

おかしい。おかしすぎる。アイブロウが私の前から消えた不思議さいら立ちやるせなさ

アイブロウが消えてからすでに6時間が経った
読みかけの本を読みたいのに、虚無感に襲われ手につかない。
多分私は何もしないで、1日を終える気がする。

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